IIIF Japan東京ラウンドテーブル(10/16)

admiiifjp2017/09/28 (木) - 14:53 に投稿

「IIIF Japan 東京ラウンドテーブル」へのお誘い

 IIIFに関心をお持ちの皆さまへ

この度、欧米からIIIFの中核メンバー6名を日本に迎え、ワールドカフェ形式の会議 「IIIF Japan 東京ラウンドテーブル」を開催します。ご案内の通り、IIIFコンソーシアムには欧米を中心に約50の機関や団体が参加しており、そこで開発される枠組みは高精細画像公開のための世界標準になりつつあります。一般公開だけでなく、複数の組織にまたがるコミュニティ内に限定しての画像データ共有にも使われ始めています。IIIFを構成する基本要素の多くはオープンソースソフトウェアですが、それをベースとする商用システムも開発され、IIIFクラウドサービスなどの商用サービスも立ち上がりつつあります。

「IIIF Japan 東京ラウンドテーブル」では、すでにIIIFを活用している人たちだけでなく、これから画像データや映像データの共有にIIIF技術がどのように使えるか検討したい方々にも集まっていただき、IIIFの最新状況、今後の開発方向などについて、IIIFの中心メンバーと直接話し合える機会を提供します。

会議の進め方は、まず海外ゲストを中心に本会議の論点となる話題提供の講演をお願いします。たとえば次のような話題を想定しています。

・IIIFの採用状況、IIIFコミュニティへの参加方法

・IIIFの活用例

・IIIF API、映像データへの拡張

・IIIFビューア、3Dへの拡張

・IIIFベースのコメント共有、キュレーション環境

これを受けて、後半は話題別のテーブルに分かれて議論するワールドカフェ形式で進めます。途中でテーブルを変えることで2つの話題についてじっくり議論していただきます。最後に、各テーブルから数人の方にまとめのコメントをもらう形で議論の内容を全体で共有します。なお、会議の使用言語は英語で、説明資料などを用意される場合は英語でお願いします。各テーブルには、英語でのコミュニケーションを助けられる方が一人以上は座るように調整する予定です。

会議は13:30〜17:30ですが、午前中に日本人参加者有志で集まり、事前にプレゼンやシステムのデモを相互に紹介して情報共有する場を設ける予定です。この午前中の会は10時からを予定しています。

会議名:IIIF Japan 東京ラウンドテーブル

    http://iiif.jp/20171016roundtable

日時:2017年10月16日(月)13:30〜17:30

場所:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(テラスルーム)

 

プログラム案:

  • 10:00-12:00 プレワークショップ(日本人参加者によるシステムデモ等)

  • 13:30-17:30  IIIF Japan 東京ラウンドテーブル

    • IIIF本部からの参加予定者

      • Michael A Keller(IIIF Founder, Stanford大学図書館長)
      • Tom Cramer(Chief Strategic Technologist, Stanford大学)
      • Michael Appleby(Yale Center for British Art)
      • Paola Manoni(Digital Vatican Library, バチカン図書館)
      • Stuart Snydman (Associate Director for Digital Strategy, Stanford大学)
      • Jack Reed(Geospatial Web Engineer, Stanford大学)
      • Sheila Rabun(IIIF Community and Communications Officer)
      • Regan Murphy Kao(Japanese Studies Librarian, Stanford大学)
  • 17:45 レセプション(会費制:1000円)

 

参加登録:

参加を希望される方は、準備の都合がありますので、10/10(火)までに下記ページより参加登録をお願いします。参加予定者には、後日、詳細をメールでご連絡します。

※なお、参加希望者が会議室の定員を超える場合、参加をお断りする可能性があります。その場合は10/11(水)までにメールでお知らせしますので、どうぞご了承ください。

IIIF Japan 東京ラウンドテーブル 参加申込フォーム

皆さまの参加を心よりお待ちしています。

IIIF Japan 企画実行委員会

高野明彦、北本朝展、永崎研宣